任天堂はコントローラー一体型の廉価版Switchこと「Nintendo Switch Lite」を発表しましたが、その一方でオリジナルのNintendo Switchが仕様変更され、新タイプのSoCを搭載する可能性が浮上しています。海外テックメディアThe Vergeによると、任天堂は米連邦通信委員会(FCC)に「Request for Class II Permissive Change」(クラスⅡ変更許可申請)の書類を提出したとのこと。この申請は米国内で販売中の製品につき、再認証なしに微修正するための手続きです。
SoCとはCPUやGPU、メモリなどを一纏めにしたコンピュータの心臓部分のこと。SwitchではNVIDIA製のカスタム版Tegra X1が採用されています。そしてNANDメモリとはSSDなどに用いられているフラッシュメモリで、要はストレージ部分を意味しています。
これらの変更が具体的には何を意味するのか、現時点では不明です。ゲーム専用機においてメーカーが黙ってハードウェアのマイナーチェンジを行うことは珍しくはなく、任天堂のファミコンやスーパーファミコンでも初期型や後期型があることが知られています。
期待しすぎは禁物ですが、廉価版のLiteはバッテリー持ちが改善されていたこともあり、仕様変更版のオリジナルSwitchでもそれが反映されるのかもしれません。